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2011/09/14 掲載
読んで効く! 女のツキイチ ビタミン♪


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9月のビタミン 『オンナ同士、オンナ友達、自分磨き。』

「イイ女」になるために、自分自身の心がけや努力以外に必要不可欠なモノ。

それは「オンナ友達」ではないでしょうか。


女性ばかりの集団の中に居ると、人間関係が見えてくることがあります。

人や自分の価値、人との付き合い方。そして自分に必要な人と、そうでない人。


私たち女性は、幼い頃から連れ立って行動することを好みます。おままごと時代から始まったそれは、ただ単に過ごす時間だけでなく、何かと共有のモノを持ち、仲間意識を高めてゆくのです。
おそろいのカバン、ハンカチ、アクセサリー、服、雑誌、趣味、行きつけのショップ、休み時間のトイレ、最近ではケータイ会社と、きっと貴方にも当てはまることがあると思います。


これこそまさに女性特有の世界観というやつです。


ある程度大人になっても、それは続きます。進学先や社会に出ても、家庭に入っても、近くに居る「オンナ同士」で行動することがあるでしょう。
というか、これは避けられない現実となっているはずです。


さぁ、どうですか?あなたはその中で自分自身が楽に身を置き、輝くことが出来ていますか?

思うに女性は、人に対して非常に身勝手で自分に都合よく、当然の如く自分を一番に可愛がり、大切に思ってしまう生き物なのです。
勿論、人間誰しもそうなのですが、きっとその奥深い根の部分では到底、男性は女性に勝てる訳がないでしょう(笑)。 べったりと仲が良いのはオンナ友達の象徴です。これはこれで、たまらなく楽しいものなのです。
長い時間と豊富な経験で築き上げられた信頼、お互いを切磋琢磨できる良い関係には「親友」という称号が与えられます。素晴らしい事です。

しかし、このレベルまで達するのは極わずかです。「親友」は特別扱いとして自分の中で格付けし、多くの場合、その他は、時と場合によって友達を使い分けるようになってしまうのです。
悲しいことに、大人になるにつれ、そのような関係で過ごすケースが多くなるのです。


新しい状況や環境の中で、プライベートを自分からさらけ出してゆくのも、友達としての「信頼」を得るのに、時には必要です。
友達に依存することが多い私達は「自分が信頼している友達」に対して、自分のことを理解して欲しいと願い、またそうでないと気が済まない部分があります。他人には自分の気持ちを鵜呑みにさせておくのだけれど、自分の意見を反対されたりすると、急に面白くなくなって、早速そこでひずみが生じて来ることだってあるでしょう。


逆に、いざ自分が「信頼される立場」となった時には「そんなの関係ない」と、案外あっさりと薄情な態度を平気で取ったり出来るのです。
そうなると、仲良しだけど、いつのまにか自分のアイテムを比べ始めます。
服にアクセ、ヘアスタイルに、靴。テストの点数、進学先、就職先、サークルでの活躍ぶり、彼氏、結婚、旦那、子供、肌年齢(笑)。・・・まるで意地の張り合いです。


おかしくないですか?大切なのは、相手を思いやれる関係であること、そしてお互い自身なのに。
苦しい関係で競い合いながら自分自身を磨いてゆくなんて、疲れるだけであって、それこそ精神的にダメージも大きく、お肌にも良くありません。


そう。言いたい事は、周りに自分のためになるオンナ友達を置き、より自分を高めてゆくこと。嫌な付き合いをあえてする必要はなく、無理のない人間関係を構築すること。
その中で築き上げてゆく信頼関係。共有するモノと時間に自分たちの存在を認め合い、良い意味で刺激しあえる関係こそが、本当に素晴らしいのです。
お互いの良いところ、気になるところを指摘し合うのはなかなか出来ないことと思います。
難しく考えなくても、ただお互いの話を聞くだけで、意気高揚し、また心和むような、ホッとする関係が一番望ましい、ということなのです。


自分をより磨いてくれる友人関係こそが大切であり、もっとも重要なサポートなのです。
避けて通れないオンナ同士の付き合いの中、大人になってゆく私達が、少し賢く、選択して自分にプラスになる親友と協力者(=オンナ友達)を見つける事。



これこそが「上手な自分磨き」に必要不可欠な事なのではないでしょうか。

書き手:M.Tamura(C) 2008 SHIGAAN 10月号掲載
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